補修費が高額で、場合によっては補修ができない場合があり、中古物件購入時に最も注意すべきポイントである。しかしながら、まったく傾きがない建物も少ないのが現実で、注意する目安としては6/1000(4mで24mm)以上の傾きであるかどうかで判断する。
耐震強度の低下、建具の開閉の不具合、平衡感覚からの体調不良等が発生する可能性がある。
土台のアンカーボルトを緩め、油圧ジャッキで持ち上げる工事が一般的だが、専門知識が必要で、施工部の床を事前に解体する必要もあり、大規模な工事となる。
自分の感覚で傾きを感じる程度だと6/1000(4mで24mm)を超えている場合が多いので、特に注意が必要。