カウマエとは
そもそも、住宅診断とは?
住宅診断は、正式には「既存住宅インスペクション(インスペクション = 検査)」と言います。
一般的には「住宅診断」「インスペクション」「ホームインスペクション」などと呼ばれることが多く、その検査内容については国土交通省による明確なガイドライン(下記リンク参照)が存在します。
専門の有資格者(「既存住宅状況調査技術者」)によって、住宅の安全性や劣化状況、欠陥の有無や補修すべき箇所、その時期などを客観的に診断します。
住宅診断をすることで「目当ての物件が欠陥住宅ではないか?」「あと何年くらい持つのか?」といったことがわかり、物件購入リスクを軽減することができるのです。
◆ 参照リンク:国土交通省:既存住宅インスペクション・ガイドライン »
では、リモート住宅診断「カウマエ」とは?
住宅診断が現地で行うのに対し、カウマエ(※ 50坪以内の木造戸建て住宅に限る)では、
現地調査を行わず、販売図面や物件写真をもとに遠隔から住宅診断を行います。
ただし、簡易的とはいえ実際に検査を担当するのは私たち2人です。
今村 智志(いまむらさとし)
本告 玄(もとい げん)
今村 智志(いまむらさとし)
本告 玄(もといげん)
私たちは、既存住宅状況調査技術者として、正式な住宅診断を1,000件以上、建築士としては中古住宅の大規模リフォーム・リノベーションを500件以上、古民家再生を50件以上手がけてきております。
本当に写真から物件の診断ができるの?と思われる方もいるかもしれませんが、これまで優に「1000棟」を超える中古住宅を、実際に調査してきたからこそわかる確かな目を持っていると自負しておりますし、リフォーム、リノベーションに精通した私たちだからこそ、このサービスを立ち上げたのです。
◆ 参照リンク:専門家紹介(プロフィール・各種実績など) »
「住宅診断」と「カウマエ」の比較
2つのサービスを比較してみました。
住宅診断 | カウマエ | |
---|---|---|
検査対象 | ・マンション ・戸建て住宅 |
・戸建て住宅(木造/50坪以内) |
検査実行者 | 既存住宅状況調査技術者 | 既存住宅状況調査技術者、かつ、 リフォーム・リノベに精通した一級建築士 |
検査方法 | 目視・計測による非破壊型の現地検査 | 写真をもとにした遠隔画像検査 |
メリット | ・専門資格保持者による現地調査 ・基本料金に追加することで、床下や屋根裏などの表面上わからない箇所についても検査可能 |
・スマホ1台あれば良いので簡単、手間いらず ・診断結果が出るまでが早い(通常5営業日) ・費用が安い ・診断結果をもとに「修繕費用 計算書」が含まれる |
デメリット | ・診断結果が出るまでが遅い(関係者間の調整・工程が多い) ・費用が高い ・診断することがゴールなので、問題があった場合にどうすればいいのか、修繕するにはどの程度お金がかかるのか、といった提案・助言は含まない |
・写真画像による遠隔診断のため、写真撮影できない箇所や家の傾き、設備不良などについては診断不可 ・写真画像の質が低い場合は診断不可 |
費用 | ・基本料金が最低でも5~6万円から ・床下や屋根裏などのオプション検査を追加すると10万円を超える場合が多い |
・税込 33,000円 (但し、 50坪以内の木造戸建て住宅に限る) |
備考 | ・現地検査をするので、なにより信頼性の高い診断結果を得られる。ただし、有資格者といえども実績不十分な場合もあり、瑕疵を見逃す可能性もあり。いかに信頼できる依頼先を見つけるかが大切。 ・物件の状況調査は得意だが、問題があった場合にどうするか、どう対処すれば良いのかという点についてはサービス対象外なので注意が必要。 |
・過去に1,000件以上、既存住宅インスペクションを実施し、大規模リフォーム・リノベについても十分な実績がある一級建築士だからこそ可能な画像遠隔診断。写真を適切に撮影できるかどうかが診断結果に多いに影響を与えるので注意。 ・あくまでも簡易検査のため、比較検討するうえでの判断材料としての利用を想定。物件購入確定後には、本来のインスペクションをすることが望ましい。 |
カウマエの特徴は
簡単・早い・安い + 修繕費用シミュレーション
優良物件であればあるほど、スピードが大切!
通常の住宅診断では以下のように少なくとも7つの工程が発生します。
よって、どれほど早くとも3週間程度、場合によっては1ヶ月程度見ておかなければなりません。
- 初回の内見
- 購入の検討
- 診断業者への申し込み
- 売主や不動産会社と診断の日程調整
- 事前の書類確認
- 現地調査
- レポートの送付
しかし、カウマエは、下図の通り3ステップで完了、スマホ1台あれば大丈夫です。
優良物件であればあるほど、他の人に申し込みをされてしまう確率も高くなるので、カウマエの簡単さ、早さは非常に大きな武器になるでしょう。
費用面もとってもお得!
次に、費用面についてですが、正式な住宅診断であれば、どれほど安くても5万円、物件の大きさ、床下調査なども含めると10万円を越す場合もあります。
その点、カウマエでしたら33,000円(税込)です。費用を大幅に節約することが可能です。
修繕費用の目安までついてくるのは「カウマエ」だけ!
最後のポイントは、「修繕費用のシミュレーション」ができるという点です。正式なインスペクションでは、あくまで状況調査することが目的であり、それ以上のアドバイスはありません。
しかし、カウマエ住宅診断では、
問題箇所の発見 ⇒ 修繕費用の算出
までをサービスとしていますので、「補修(リフォーム・リノベーション)するとしたら、どの程度費用を見込んでおけばよいのか?」ということまでアドバイスを差し上げることができます。
現地に行かないで本当に大丈夫ですか?
このような質問をよくいただきますが、目視できる箇所(写真撮影できる箇所)については、自信を持って診断できると言えます。
ただし、基礎の部分や床下など目視することができない部分、建物全体の傾き、換気扇など設備の動作確認が必要な部分についてはカバーすることができません。
カウマエは、あくまで簡易的な検査です。
購入物件が確定した段階で、正式な住宅診断を受けることをおすすめします。しかし、検討物件全てにおいて住宅診断をお願いすることは、コストと時間の無駄になりかねません。カウマエで、買う買わないの判断をすることが、まず第一と考えます。
その他、気になる点などございましたら「よくある質問」ページもご覧ください。
◆ 参照リンク:よくあるご質問はこちら »